のらりくらり ゆらゆらと

好きなことを好きなだけして暮らしている日々の記録。 旅とディズニーと森山直太朗さんが大好き。

ワンピースの世界が歌舞伎に!スーパー歌舞伎Ⅱワンピース

ドン!!

 

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ドン!!!

 

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大阪松竹座で公演中のスーパー歌舞伎Ⅱワンピースへ行って来ました!!

 

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なにこれめちゃくちゃカッコいい!!

もう…泣けちゃう。

否が応でも高まる期待!!

ずうっと見たかったのだけれど、ワンピース愛な私にとっては、ワンピースが歌舞伎になるって・・・?と思っていたのですが、そんな思いを吹っ飛ばしてくれるような素晴らしい世界観でした。ストーリーはあの頂上戦争編です。

 

以下ネタバレになるかもしれないのでこれからご観劇の方はご注意を。

 

ルフィ、ハンコック:市川猿之助さん 

日は経ってはいますが、よくぞお元気で戻ってこられて…(涙)という感じ。「俺、ゴム人間だから・・・」とお怪我をネタにされておりました。動きがと表情がくるくる変わる元気で可愛いルフィ。そのルフィに反してしっとりとしたハンコック様が美しい!早替えもたくさんあり、見所満載です。

私的にはハンコック様が小林幸子化したところに度肝を抜かれました。

 

ゾロ、ボン・クレー、スクアード:坂東巳之助さん

キャラクターが全く違うこの3役を1つの舞台でこなされる巳之助さん!ゾロのクールなところと、ボンちゃんのテンション、そして魅せるスクアード、本当に素晴らしい!!特にボンちゃんのぶっ飛んだ振り幅からのスクアードが!!本当に同じ人?と思ってしまうくらい。ボンちゃん、麦ちゃんの掛け合いがめちゃくちゃ好きです。愛。

本当に魅せてくださるなぁ~~~

 

サンジ、イナズマ:中村隼人さん

はい、文句なしのイケメン枠!メイクとお衣装がとにかく似合ってる!イナズマの時にワイングラスを傾けて微笑むお姿、私には殿(松平健様)にしか見えませんでした。

 

サディちゃん、マルコ:尾上右近さん

サディちゃんやるの楽しそう。で、足が綺麗。

 

ナミ、サンダーソニア:坂東新悟さん

ナミさんのお衣装がとっても似合ってらっしゃる。そして足が綺・・ゴフゴフ

 

ブルック、イワンコフ:下村青さん

お声が良いなぁ。実は四季時代に何度も拝見しておりまして、イワンコフを観た時に流石だなぁ…やっぱり下村さんだなぁと嬉しくなりました。時々ヒノデロとスカーがね、頭をかすめていった。

 

エース、シャンクス:平岳大さん

めっちゃ男前やん!!(素直な感想)背が高いので見栄えがするする。エース、よかった・・・シャンクスは髪色が若干浮いてた気がする・・白塗りじゃないもんね。

 

センゴク浅野和之さん

センゴクというより浅野さん、イワンコフやるの???マジで??てなったので浅野さんイワンコフの日にもう1度行くことにしました。

 

白ひげ:市川右團次さん

白ひげーーーー!!親父ーーーーー!!!!まさかこんなところで親父にもう一度会えるとは!!(涙)

スクアードとのところは愛があったし、ワンピース愛の方たちにとっては思い入れの大きい場面だから、私自身もえぇー!!あれは??これは??なんて思ってしまうけれど、3時間の舞台では仕方ない。むしろ「スーパー歌舞伎Ⅲワンピース白ひげ編」でお願いしますってくらい。

冗談はさておき、白ひげ海賊団が舞台に登場したシーンがものっすごくカッコよくて、涙がドバドバ出てしまいました。

 

その他スーパー歌舞伎といえば

宙乗り

ゆずのTETOTEに乗ってワンピタンバリンを持ってさながらライブ会場化するシーンあり。その時にルフィがサーフボードに乗って宙乗り

ニューカマーランドのお姉さま方も踊り狂うなんとも異様で、しかしただただ楽しく、終わった後あれは夢だったのか・・・?みたいな感覚になる。

 

・びしょ濡れ

5列目までの座席にはポンチョ、タオル、袋が置かれています。

2幕開始時には会場スタッフが最前列にはさらに前を覆うシート、そしてカバン類は必ず袋に入れて下さい!とアナウンス。

これは・・・ちょっと本気のやつじゃない??(3列目でした)

ポンチョ集団が座席に座っている図はさながらUSJのアトラクション的な雰囲気。

そして結果。

 

 

びしょ濡れですわ。

 

もうびっちょびっちょ。

 

ゲリラ豪雨に遭ったみたいな。

 

なんでかというと。

俳優さんがこっちに向かって水をぶっかけてくるから。

もうそれは激しく。

誰とは言わないけれど目が合ってしまったとき、少しニヤッと笑って思いっきり水ぶっかけられましたからね。

ポンチョの唯一顔が出ている部分も巾着のひものようにしっかり閉じ、目だけ出してる状態だったにも関わらず、その隙間を縫って水しぶきが。

メイクも落ちるほど。

しかし終わった後の爽快感と周囲との一体感というか荒波を共に乗り越えた後の達成感?会場に入った時は赤の他人だったのに2幕が終わると

「あ、お疲れさまです・・・」(微笑)

「・・・めっちゃ濡れましたね」(微笑)

みたいな。

お手洗いで鏡観たら顔も前髪も笑えるぐらいぐっちゃぐちゃになってました。

良い服やお着物で観劇される方で5列目以内の方はお気を付け下さいね。

ポンチョと袋だけでなく、タオルまで配布してくださるお心遣い、素晴らしいです。ありがたく顔ごっしごっし拭きました。

ともあれ、あの足場で大立ち回りをされるのはなんとう体幹。(いきなり真面目か)

 

・まとまってないまとめ

見に行く前はどんな感じなんだろう??という思いがありましたが、素晴らしかった!

歌舞伎の古典の良さと現代劇の融合、そして舞台演出でワンピースの世界観を見事に表現されていました(ちょっと笑えるところもあったけれど、あれはわざとだと思う)

ワンピースって悪魔の実の能力者というところと、キャラクターの見た目のユニークさがあるけれど、歌舞伎のメイクとお衣装がハマっていたかな、と思います。

普段歌舞伎を見に来られないような方も多く見られました。これは良いこと!!

ご家族ご一緒の方も多く、ワンピース好きのお子様と歌舞伎好きの親御さんがお話されている姿も見られて素晴らしいなぁーと思いました。

そしてなにより漫画同様、見た後に元気になる!!

キャスト違いでももう一度見たかったので、また行くことにしました。

大阪公演は4月25日まで、そこから名古屋御園座で5月3日から27日まで公演されます。

キャストの皆さま、どうぞ千穐楽までお身体大切に、歌舞伎とワンピースの魅力を伝えてください!!